女性だけの問題ではない。男性も禁煙しましょう!
女性がタバコを吸うと妊娠しにくくなることはよく知られており、当院に妊活相談に来院される喫煙歴のある女性は妊活を機に皆さん禁煙しています。
一方で、パートナーが愛煙家の場合には、自分がタバコを吸う事が不妊とどう関係するかが実感しにくく、禁煙まで至らないという方もいらっしゃいます。
喫煙による妊娠への影響
女性へのダメージ
- 卵巣機能の低下
- ホルモン量減少
- 受精率の低下
- 生殖機能低下
- 流産・死産リスクの増加
男性へのダメージ
- 精子の濃度が15~25%減少
- 精子の運動率が10~17%低下
- 奇形率が増加
- ED (勃起不全)の原因に
- 受精率の低下
- 流産・死産リスクの増加
ただ妊娠するだけが目的ではないはず。健康な子供と出会うためにも…
タバコは胎児への影響も考慮することが必要です。
胎児が正常に成長できずに低体重で生まれたり、先天異常や発達障害などの確率が高くなることも分かっています。
子どもへのダメージ
- 胎児の発育不良
- 先天異常の増加
- 低体重児の増加
- 乳幼児突然死症候群
- 発達障害の増加
このように男女だけでなく子供への影響、さらには子供の将来にも大きなダメージを残す可能性があるタバコは妊活においては百害あって一利なしです。
妊娠を望むなら…
まずは禁煙から始めてみませんか?
参考文献:赤ちゃんが欲しい 主婦の友社
お電話ありがとうございます、
なかむらファミリー接骨院でございます。