便秘と妊活?
ずっと便秘が続いている…2、3日に1回しか出ない…下剤を使わないと出ない…
当院に妊活サポートで来院される方には、こんな状態の方が多いです。
便秘と妊活というと全く関係がないように思われるかもしれませんが、毎日のお通じ(排泄)はとても大切で、妊活にも大きく影響を及ぼします。
そもそもしっかりと排泄できない身体は、しっかりと吸収もできないという事です。
簡単に言うと、便が出ないと、どんなに良い物食べても、高いサプリ飲んでも身体は吸収できないよ!ということです。
お話を聞いていると、皆さんサプリ摂取などは当たり前のようにしていて「入れる」事には結構敏感!
けれども「出す」という事に関してはあまり気にされないようです。
便秘によって身体に起こることとは?
便秘についてはこちら→https://www.n-family.jp/symptomscat/post-2020/
①腸内環境の悪化:便秘になれば腸内環境は悪玉菌優位となり悪化します。腸では腐敗物質のインドール、スカトール、硫化水素などが発生し、これらは細胞に傷をつける原因物質でもあります。もちろん腸に隣接する子宮や卵巣にもダメージを与えます。
②血液の質の低下:腸内環境が悪化した状態では、腸から門脈(血管の名前)を介して肝臓へ行く血液が汚れた状態となります。肝臓は身体の毒をお掃除(解毒)してくれる大事な臓器ですから、毎日毎日汚れた血液を掃除(解毒)するだけで疲労してしまいます。
③子宮のゆがみ:②で疲労した肝臓は、自ずと下垂し、腸をつぶすように圧迫→腸の圧力により子宮を圧迫→居場所がなくなった子宮がゆがみんでスペース確保という流れを辿ります。
④細胞の質の低下:排泄が上手にできない→吸収ができない→栄養不足→ミトコンドリア機能低下→細胞の質(精子・卵子)の低下という流れができあがります。細胞の質の低下という事は、子宮内膜の状態、卵のグレード、分割、着床など全ての事柄に関わってきます。
まずは出すことから意識しましょう!
呼吸も吸ったら吐かないと続かないように、入れたものは出すというのが基本です。
そして読んで字のごとく、吐いて(呼気)から吸う(吸気)の順序です。
出すことにより入れられるのです。(排泄できるから消化吸収できる)
これから対面するであろう赤ちゃんも、母体から出てきた際には「オギャー!」と息を吐いた状態で呼吸をスタートさせます。
何度も言います。
「出すことが大事!」
あなたの身体はちゃんと出せていますか?
身体からのお便り受け取ってますか?
自分の身体の状態を知るのに排泄はとっても大切です。
なんといっても、「大きなお便り」ですから。そこには身体からのメッセージがしっかりと伝えられています。
便秘でお悩みの方は、まずは身体からのメッセージを受け取れるようにしていきましょうね!
当院の内臓整体は便秘へのアプローチも可能です。
あなたの身体がお便りを受け取れる状態になるために、しっかりとサポートさせていただきます。
お電話ありがとうございます、
なかむらファミリー接骨院でございます。