歯周病が不妊のリスク?
不妊症と歯周病…
一見関係なさそうなことにも思えますが、不妊症でお悩みの方と自然妊娠した妊婦さんの血液中の歯周病菌に対する抗体量を調べた研究では不妊症患者の方が高かった(歯周病の程度が強い)という報告があります。
また、男性においても重度の歯周病患者は精子の運動性が悪化するという研究報告もあるようです。
他にも糖尿病や心臓病との関連が言われている歯周病が、不妊症と全く関係ないとも言い切れないかもしれません。
妊娠中においても、ホルモンの関係で歯周病菌は増殖しやすかったり、つわりによる偏った食生活や体調不良になり、歯磨きや口腔ケアも怠りがちになることで口腔内の衛生環境が悪化しやすいことで歯周病が進行しやすくなることが考えられます。
妊娠中に歯周病による炎症によって、早産や妊娠高血圧症候群・妊娠糖尿病などが増加するのではないかともいわれています。
妊娠前から歯周病チェック
歯周病セルフチェック
- 歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い
- 歯と歯の間の歯肉が丸く、腫れぼったい
- 歯の表面を舌で触るとザラザラする
- 歯磨き時に歯肉から出血しやすい
- 起床時に口が苦く、ネバネバして気持ち悪い
- 歯の動揺がある
- 口臭があると言われる
出典:歯肉病のチェックポイントと予防法、口腔ケアのABC(医歯薬出版)
いくつかチェックを出しましたが、1つでも当てはまれば歯周病の恐れがあります。
妊娠してからでも可能な歯科治療はありますが、妊娠してからのリスクも考慮して早めに歯科医院にて検査をしてもらいましょう!
お電話ありがとうございます、
なかむらファミリー接骨院でございます。